ヨーグルトは本当に腸にいいの!?
腸にいいものは何?
と聞くと、多くの方が「ヨーグルト」と答える方が多いです。
確かに、スーパーやコンビニでは、ヨーグルトのコーナーが大きくとられ、テレビCMもたくさん見かけます。「ヨーグルトを毎日食べると腸内環境が良くなる」とか「ビフィズス菌や乳酸菌は腸にいい」などと良く宣伝しているのを聞きます。
では、実際に本当にヨーグルトは腸に良いのでしょうか?
というテーマで今回はお話していきます!!
Contents
ヨーグルトの本当の効果
ヨーグルトの乳酸菌
乳酸菌には食物性乳酸菌と動物性乳酸菌と2種類あります。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、動物性乳酸菌です。
動物性乳酸菌の特徴
・胃酸や熱に弱く、腸まで届かず分解されやすい
・動物の乳糖で増える
・安定した環境でしか生息できない
・植物性乳酸菌と比べると10分の1程度
動物性乳酸菌が作り出した乳酸は、腸に刺激を与え、腸の働きを活性化してくれます。
このヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌は、胃酸などでほとんどが死滅してしまうのが現状です!!ただ、胃酸によって死菌となると、その乳酸菌の体内にあった『アミノ酸』と『ミネラル』が漏れ出してきます。
この『アミノ酸』と『ミネラル』が腸内に届き、善玉菌のエサになるので、腸内フローラを整える効果はあります。
なので、菌をいれるというよりは腸内環境を良くするための善玉菌のエサとして腸をサポートする意識で摂取するといいです。
ヨーグルトはどれでも良いわけじゃない!
ヨーグルトはものすごくたくさんの種類がありますが、腸内フローラは人それぞれで、どのタイプの菌が合うかは、実際に食べてみないとわかりません。
2週間たべ続けてみて、うんちの状態が改善してきたら自分に合っています。
ですが、何も変化がなかったり逆に悪化したりした場合はまた違うヨーグルトを試してみてください。たくさん種類があるので、まずは自分の食べやすいヨーグルトや気になるヨーグルトから試してみて、自分に合うヨーグルトを見つけていきましょう♪
ヨーグルトはいつ食べると効果的なの?
私もでしたが、朝ヨーグルトを食べるという方も多いのではないでしょうか?
ヨーグルトのベストタイミング
◇夜食べる
→なぜなら、腸のゴールデンタイムが22時〜翌2時の間にあるため、この時間に腸が最も活発に働き、栄養素の吸収率が上がります。寝る3時間前か21時までに食べておくのがベストです。寝る直前に食べると脂肪に変わりやすいので注意しましょう!
◇食前に食べるとダイエット効果
ヨーグルト200gは思ったよりお腹にたまるので、食前に食べることで食べ過ぎを抑制する効果があります。
また、食事による血糖値の急上昇を防ぐ作用もあります。
カルシウムは空腹時の方が吸収されやすいので、カルシウムを摂取したい方も食前にヨーグルトを食べると良いです。
◇食後に食べると整腸作用、乳酸菌の働きが期待できる
食後は、食事により胃の中の胃酸が薄まっているので、乳酸菌が生きたまま腸まで届きやすくなります。死んだ乳酸菌にも腸内環境を整える役割はるのですが、生きたまま届く方がより効果的です。
※同じ種類のヨーグルトをずっと食べていると、同じ種類の乳酸菌が腸内で増え続けます。そうなると菌は仕事をサボるようになります。腸内にいる菌を変えるため、1ヵ月ごとにヨーグルトの種類を変えていく必要があります。
※ヨーグルトだけでは栄養バランスがいいとはいえないので、食べ過ぎには注意して、あくまで補助的な役割で使うようにしてくださいね。
ご質問などはLin@よりメッセージお待ちしてます♪